意外と知らない寿司の歴史2

意外と知らない寿司の歴史2

中国から8世紀頃伝来した寿司は、中国の長江あたりから稲作文化とともに九州に伝えられたのではないかといわれています。日本の平安時代には、諸国からの貢納品として、魚の漬け物があったようです。ただ、九州北部、四国北部、近畿、中部地方に多く、関東にはこの製法が伝わってはいなかったようです。

 

この頃は、まだ鮨といっても、魚を漬け込んだあと、一緒に漬け込んだ米は食べるときには捨てるのが普通で、なれ寿司、ホンナレと呼ばれるものでした。それから長い時代を経て、15世紀になると、ナマナレ寿司、つまり魚の発酵を浅く止めて、一緒に漬け込んだご飯も一緒に食べるような料理法も出てきました。

 

ホンナレ寿司としては滋賀県の鮒寿司、そしてナマナレ寿司としては、各地の郷土料理としていまでもその製法が各地に残っています。ナマナレ寿司は発酵の時間が短く、すぐに食べることができ、お米も無駄にしないので、好まれるようになったのではという説があります。